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ラグ

寸法・大きさ・敷き方・選び方

 

カーペット・ラグを選ぶとき

既製サイズや特注サイズもたくさんあって どうやって大きさを 選べばいいのか わからなくなると思います。
このページでは ラグを敷いてみたいと考えている方 AGIカーペットの購入をご検討中のみなさまに ラグの形・サイズの大小・敷き方・選び方についてご紹介します。

ラグの大きさ・寸法


 

ラグを購入する前に考慮すべきこと



カーペット・ラグ(敷物)を敷くことは 部屋の印象を変えるのに効果的な方法です。
適切なラグは リビングや寝室の床に暖かさと快適さを追加し 硬質床の保護し オープンプランの家では空間を区切るために使用することもできます。
ラグが私たちの家にあるのは インテリアエレメントとして多目的に使えるからです。
まず第一に ラグが置かれる部屋とその目的を明確にすることが大切です。

美観を統一するためのコーディネートなのか それとも人通りの多い場所でのスリップを防止する機能的なものなのか。
ペットや小さなお子さんがいる場合は 汚れが目立ちやすい薄い色や高価な手織り品は お勧めできません。

ラグの寸法・大きさの選び方テープボーダーラグ


 

素材とパイル


 

素材

カーペット・ラグの美的分類を網羅する記述語は 無限にあるように思われます。
しかし 多くの場合 それが作られている素材は 製品のスタイルを伝えるものです。
これらが最も一般的な材料カテゴリです。

■ 天然繊維
ウール・コットン・シルク・ジュート・サイザル麻

  • 長所:耐久性があり長持ちします。
  • 短所:多くの場合 価格が高く 専門家による清掃も必要です。
特にウールの敷物は ホコリ・ヨゴレを隠すのに素晴らしいです。

■ 合成繊維
ナイロン・アクリル・ポリエステル・ポリプロピレン
  • 長所:手頃な価格・掃除が簡単・通常は汚れに強い。
  • 短所:繰り返しのこぼれや ペットの事故により カビやバクテリアに汚染される可能性があります。
ウールや天然繊維のカーペット・ラグよりも 早く交換する必要があるかもしれません。

ラグの寸法・大きさの選び方ウール羊毛




パイル

カーペットの「パイル」は 毛足の密度または厚さの基準点です。
繊細で複雑なデザインのラグに比べ ボリュームのあるラグは常にパイルが多くなります。

カーペットの毛足は一般的に2種類に分類されます。
  • 低パイル:繊維の長さが短く 適度な踏み心地をお求めの方に最適です。
  • 高パイル:繊維の高さがあり より贅沢な踏み心地をお求めの方に最適です。
カーペットのパイルの高さは、美観と性能を考慮したものです。

パイルの高さに関係なく カーペットは常に音の緩衝材となりますが 厚みがあればあるほど より高い断熱効果が得られます。
パイル(毛足の長さ)を追加することで カーペットの寿命と性能も向上します。

ラグの寸法・大きさの選び方カーペットパイル


 

ラグの敷き方 1



一般的には センターラグ(中敷き)アクセントラグ(ピース敷き)と呼ばれる敷き方が 多いかと思います。

1)センターラグ
部屋の大きさよりも小さいカーペットを敷き 周囲を空ける。
例えば 8畳に4畳半 6畳に3畳のカーペットや周囲を10cm程度あけて敷く方法です。

2)アクセントラグ
角型や円形の小さいカーペットをベッドの脇 応接セットの下・ 玄関 ・化粧台周辺などに 部分的に敷く方法で 部屋にアクセントをつけるのに適したラグです。よく家具ショップなどで見かける光景ですが ソファーの前に取り合えず敷いとけばという感じで アクセントラグを敷いていることも見受けられます。

アクセントラグとはその言葉通り ペルシャ絨毯などのデザインされたものや 色合いが強く部屋全体のインテリアのアクセントになるものです。そうしたタイプはサイズが自由に選べないことが多くなります。
サイズオーダーができる無地タイプのラグでは バランスにあったラグを敷くことができます。

ただし 個人の方がネット通販で購入する場合 幅広サイズのモノや重量があるものでは 運送・荷揚げ・搬入経路などにより 料金が大幅に追加され また搬入できない場合もございます。

ラグの寸法・大きさの選び方ラグの敷き方1
 

ラグ

ソファを乗せる場合のラグサイズは
  1. カーペットがソファーの奥行きの半分以上入り込んでいること。
  2. ソファの巾の左右150mmづつ以上大きいことが基本です。 

ラグの寸法・大きさの選び方ラグの敷き方1.5



 

ラグの敷き方 2  



エリアラグ敷き

大きめのラグサイズでその部屋の60〜70%をカーペットで覆う敷き方です。
2000年竣工した汐留ツインパークスのモデルルームの中で アメリカのインテリアデザイナー バーバラ・バリーが担当したタイプが当時プロの間で話題になりました。

水廻り 廊下以外のフローリングの60%以上が 上質なウールの無地カット商品のラグで 覆われていたのです。フローリングそのものを隠すためではなく居心地のよいレジデンス(住宅)は こうあるべきではないかという提案でした。
リッツ・カールトンの専属インテリアデザイナー フランク・ニコルソンが 手掛けたレジデンスのロビーホールもバリー同様 共用部・室内の60%以上が ラグないしカーペット敷きの設計になっています。

バリーニコルソンが提案する上質な空間には 必ず天然ぞ材であるウールのカーペットやラグが採用されています。そして 高級レジデンスと同様に上質なホテルのスイートルームもまた ウールのカーペットが採用されています。

ラグの敷き方2


 

ラグ用の部屋を測定する方法



理想的な場所で、マスキングテープを床に貼ってラグの寸法の周囲を測定してください。

ラグの寸法・大きさの選び方ラグの大きさ・寸法1


全面敷き(敷きつめ)

壁際から壁際まで部屋いっぱいに敷きつめる方法で ウォールトゥウォール(wall to wall)と呼ばれています。
前面に敷くことで部屋全体の空間が広がり 段差もないことから掃除機もスムーズに動かせます。
全面敷きはロールカーペットを用いて施工と縫製加工して置き敷きする敷き方があります。
直貼りは もちろん下地にアンダーフェルトを入れることで『防音性』『断熱性』をはじめ『安全性』『耐久性』(へたりにくい)『クッション性』等、さらなる性能アップが見込まれます。

カーペット本来の魅力を最大限に実感することができるでしょう。

カーペット全面敷き
 


センター敷き

部屋よりも一回り小さいサイズのカーペットを用意して敷くことをいいます。
廊下や階段でのセンター敷きは『ランナー敷き』とも呼ばれています。
明治期に流行った敷き方で 寄木や大理石の床に敷き 壁際までの間(10cmほど)をオシャレなボーダー柄として見せます。
部屋にあるタンスや等の重い家具を移動しなくても 敷き替えが簡単にできるのはメリットの一つ。

ロールカーペットを好みのサイズでカスタマイズでき 下地にアンダーフェルトやクッション材の使用も可能です。
ラグ・・センター敷き(中敷き)


 

ピース敷き

ソファやダイニングテーブルなどの足元に敷き 部屋全体というより あるゾーンだけの空間づくりに対応する敷き方です。
一般的にラグはこの敷き方に分類されます。
玄関やキッチン前・ベッドサイド等に 小さなサイズで アクセントとして敷く方法もここに分類されますが『マット敷き』と呼ぶこともあります。

ラグの寸法・大きさの選び方ラグの敷き方3


 

分割置き敷き

ラグを2枚以上で並べて敷く方法です。
(AGI 推奨の敷き方です)
広めのセンター敷きや小サイズのラグなどを並べたピース敷きなど 様々な敷き方ができ 暮しにあった空間がつくれます。

分割置き敷きは
【The Wilton】ウールカーペット のラグ《置敷き用》
ナチュラルウールカーペット の180cm×240cm・100cm×300cm
アウトレット ウールラグ からお選びいただけます。

カーペット分割置き敷き
 

重ね敷き

床前面に敷き込んだカーぺットの上に重ねてラグを敷く方法です。
織じゅうたんの床に アクセントや汚れなどの保護にカバーするラグ・マットなどを重ねて敷きます。

 

ラグの上手なレイアウト例



フローリングの床などにラグを敷けば お部屋の印象も変わります。
せっかくなら長く使えるウール織じゅうたんで上質な暮らしを楽しみたいもの。
とはいえ ラグの敷き方やサイズ ソファーやテーブル・家具とのバランスなど気になりますね。

ラグの寸法・大きさの選び方ラグの大きさ・寸法2



ここでは さまざまなお部屋ごとにラグのサイズをご紹介します。


ラグの寸法・大きさの選び方ラグの大きさ・寸法3

このラグサイズは ソファの足元や床に寝転がるスタイルでくつろぐことができ フロアライフを快適に演出してくれます。
ソファに座ることの多いライフスタイルの方やベット・デスク周りに敷く方におすすめです。
また 椅子の下敷きとしての使用により 床の傷防止と階下への遮音効果があります。

ダイニングセットの足元サイズ。
ループパイルが最適です。
サイズ : 180cm×240cm 200cm×200cm 200cm×250cm 


 

リビングラグ

リビングルームにラグを敷くのは リラックスできる空間に温もりをプラスするためです。
カット・ループ・シャギーがあり毛足の深いラグなどは 居心地のよい空間をもたらし 床に質感をプラスしてくれます。
どんなラグでも リビングルームにメリハリをつけたり コーヒーテーブルなどの家具を縁取ったりすることができます。

6〜10mmパイルのラグ サイズは大きめ。
標準的なサイズ:180×240cm・180×250cm・180×300cm

リビングルームにはラグが欠かせません。
快適性を高めるだけでなく 豊かな色調のエレメントとして デザインをワンランク上へと導きます。
リビングルームにウールを使うことに懸念を持たれることも多いのですが ウールは非常に丈夫で耐久性があり 美観性を保ち長く使用していただけます。

もっと豪華なものをお求め場合 最上級パイルのハンドタフトカーペットはいかがでしょう。
ウール素材であれば 人の出入りに耐えることができますし 合成繊維であれば よりリーズナブルに購入できます。

ラグの大きさ・寸法4




ベッドルームラグ

リビングと同様に、ベッドルームもラグを敷くのに最適な空間です。
裸足で過ごすことが多い部屋なので カット・ループ・フリーズ・シャギーから 毛足の深いラグを選ぶと足元が ゆったりとした感じになります。
肌触りがよく温かみのあるラグなら 寒い朝でもベッドから出るのが少し楽になります。

6〜10パイルラグまたは中サイズラグ ウール組成。
標準的な寸法:180×240cm・180×250cm・120×200cm・50×80cm

寝室もまた クリエイティブになれる場所です。
一般的にベッドルームには ソフトで自然な素材を使ったシンプルなテクスチャーやデザインが好まれます。
寝室は休息と安らぎの場ですから 視覚的に刺激が強すぎず ウールなどの高級素材を使ったラグが理想的です。
ここでは 裸足になることが多くなる確率が高いことを考えると ハイパイルのラグがおすすめです。

ラグの大きさ・寸法4.5
 



子ども部屋ラグ

一人一人のテリトリーがつくれるよう 子供の勉強机やソファの下にラグを敷きます。
子どもの好きな色を選んでみまでしょう。
長時間 机に向かう時など 足元にラグがあるだけで疲れにくく 冷えにくくなります。
イスのキャスターなどには ループタイプや厚みの低いタイプ。 
分割置き敷きもよろしいでしょう。

6〜8パイルラグまたは 中サイズラグ ウール組成。
標準的な寸法:180×240cm・120×200cm・100×300cm・90×180cm

ラグの大きさ・寸法5
 



ダイニングラグ

椅子を引くことを考え 多少大きなサイズを選びます。
大胆でモダンな柄や色やテクスチャは ダイニングルームの印象を大きく変えることができます。
毛足の短いラグは お手入れが簡単なので汚れやゴミがつきやすい この部屋では毛足の深いシャギーラグは 避けた方が賢明かもしれません。

平織りまたは ループパイルラグ。
標準的な寸法:180×240cm 180×300cm

ラグを敷くと空間がまとまるだけでなく ダイニングテーブルの下に敷くことで オープンレイアウトの住宅で 他のエリアと視覚的に区別することができます。
ダイニングラグを選ぶときのポイントは その厚みです。
ダイニングテーブルの下には 軽いラグを敷かない方がいいでしょう。
椅子をずらすたびに束になってしまうだけでなく その繰り返しで磨耗や損傷が進んでしまいます。
一方 過度に厚いラグは 椅子の移動を困難にする可能性があります。

このスペースには 平織りまたは ループパイルのものを選ぶとよいでしょう。

ラグの大きさ・寸法6
 


ホール&踊り場用ラグ

小・中サイズのラグで ホールや踊り場を心地よい空間に変えましょう。ランナーも人気です。
このようなスペースは 意外と軽視されがちですが ラグで色彩と快適さをプラスすれば まったく違った印象になります。
ラグのサイズを測るときは 出入り口を考慮し 階段の一番上にはラグを敷かないようにしましょう。

標準的な寸法:70×210cm 50×250cm 60×300cm

第一印象が大切なフロアアイテムは その後に続くストーリーを演出するものです。
丸いホワイエ 玄関でも 細長い廊下でも 玄関には ランナーやラグが最適です。
コンパクトなサイズや狭い敷地にこだわり 大きすぎて邪魔に感じるようなものは避けましょう。
45cm×75cmのシンプルなマットでも空間のトーンを整え インテリアスタイルを 決めることで大きな影響を与える可能性があります。

素材も重要です。
人通りの多い場所なので 丈夫なラグが必要です。

ラグの大きさ・寸法7


 

一般的なラグのサイズを見てみましょう。














 

ラグの大きさを見てみましょう。



幅200cmのソファを置いたお部屋で。
暮らしに合ったサイズ選び・大きさのイメージの参考にご覧ください。









 

同じサイズでも敷く方向によってスタイルが変わります。








ライフスタイルも変化に合わせたり 家具やお部屋の模様替えに。
ラグはインテリアのアクセントとして 大変有効になります。
寒さをしのいだり 寝転ぶスペースにだけ敷いたり 季節によって敷き替えたり とても楽しいアイテムの1つです。


 

 

オーバロック加工について



オーバーロック加工とは あらかじめ製造されたロールカーペットから必要なサイズを カットした切り口/小口をミシンで「かがる」加工のことをいいます。
オーバーロックは通常ミシン糸に同糸を使用しています。

オーバーロック加工ラグ


 

ボーダテープー加工



ボーダーテープ加工は ロールカーペットから必要サイズをカットし カットの縁囲をコットンの素材の布地を 挟み込んで(バインディング)縫製する加工のことを言います。

テープ加工の幅は 約50mm(約5〜5.5cm)になります。
当店では コットンテープの色数は11点になります。
どれもカーペットのバインディング用に製造された特別の布地です。

ボーダーテープ加工ラグ



ラグはお部屋に色・質感と暖かさを追加するのに最適な方法です。
美しい空間・楽しい空間・心地良い空間・ラグを敷き替えるだけで見違えるほど お部屋の印象が変わります。
ラグの選択は 他のインテリや生活空間を より美しく作り変えることができます。
ライフスタイルに あわせてラグを敷いてみましょう。

ラグの大きさ・寸法18



カーペット・ラグのお手入れ方法に関する便利なヒントを使って、新しいラグを最高の状態に保ちましょう。

カーペットラグのお手入れ方法


 

カーペット・ラグの購入


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一流ホテルの足心地をご自宅に 優雅で居心地の良い時間をお過ごしくださいませ。
当店の別注カーペットを末長くお使いいただければ幸いです。



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