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Carpet & Rug

色々なお手入れ方法

 

大切なのは日ごろのお手入れ

人の皮膚カスやフケなどを食べてくれるダニは清潔な環境が苦手ですので お部屋の換気と掃除をこまめに行いましょう。
フローリングなどの硬質床材はダニの死骸や糞も空気中に舞い上がり吸い込むとアレルギーの原因になるといわれています。
AGIのカーペットを敷いた場合 ハウスダストが舞い上がりにくいですが 2〜3日に一度は 掃除機をかけるように心がけましょう。より室内空気環境が良くなります。

カーペット・ラグ|メンテナンスについて
⇒ こちらもご覧ください
 



カーペットには 繊維の中に汚れやホコリを「取り込む」特性があります。
カーペットは エアーフィルターのように空気をきれいにしたり ドアマットのように汚れをキャッチするほか 室内の保温性・遮音性・弾性を保ちます。

カーペットハウスダスト舞い上がり10分の1

このようにカーペットは画期的な床材なのです。しかし その特性ゆえに表面に汚れが現れにくく 未だ汚れていないという誤解が生じるのです。カーペット先進国のアメリカでは車と同じように「カーペットはメンテナンスするもの」という考え方が一般的です。

カーペットの特性を理解し 適切なメンテナンスプログラムを作成・実施することにより
(1) 快適な住空間が維持され
(2) カーペットのライフサイクルが伸びて
(3) 経済的である

ということが理解されているからです。
 

  1. 普段のお手入れについて

  2. 食べこぼし汚れの落とし方

  3. クリーニングガイド

  4. 動画

  5. 定期的なお手入れ

  6. 掃除機について

  7. 遊び毛はケアウール

  8. カーペットとダニの関係

  
 

1. 普段のお手入れについて



STEP1:掃除機によるバキューミング

カーペットメンテナンスの基本は この日常作業のなかのバキューム作業です。
カーペットの汚れの 70%は バキュームクリーナーで回収できるドライソイル(乾いた土砂等)といわれています。

このバキューム作業(掃除機かけ)を確実に適正に実施すれば かなりの効果が期待できます。
その際使用されるクリーナーには ブラシ付の掃除機をお勧めします。パイルの中からドライソイルを回収できるタイプのものでないと意味を成さないからです。

※大きなシミなどは部分クリーニングを実施して下さい。

 カーペット・ラグの普段の手入れ方法

POINT

ウールカーペットは 人間の髪の毛をとくように表面のゴミ・毛わたを吸引してください。毛わたがカーペットに 絡みつく前にこまめにバキューミングすることで 毛玉を防ぐ効果もあります。

当店のウールカーペット以外の商品では ブラシが回転する掃除機を使わないほうが良いという注意がある商品もございます。また 毛足の長いシャギータイプや毛足が巻き込む場合は 回転ブラシ掃除機をご使用しないで下さい。
 

  • ラグの場合は 定期的にラグを回転させると 均一に摩耗するようになります。1年に1〜2回行うことで 表面の外観を維持できます。

  • 直射日光は カーペットの色を薄くします。カーテンやブラインドを閉じたまま直射日光に当てないようにするとカーペットの色を明るく鮮やかに保ちます。

  • ペットなどをお飼いの場合は お掃除の頻度を高めてください。また ラグの場合は数か月に一度裏面も掃除機をかけてください。(半分ずつ捲ると女性一人でも簡単に掃除機かけできます)


 

2. 食べこぼし汚れの落とし方


 

STEP2:こぼれた液体は速やかにとりのぞく

カーペットを汚してしまったら!あわてずに 以下の要領ですばやく対処しましょう。
 

  • 何かこぼしたら カーペットに染み込まないうちに 素早く拭き取ることが大切です。乾いたタオルやキッチンペーパーで押し付けるようにして拭き取って下さい。ネバネバしたものや固体のものはスプーンやフォークで取り除き、汚れが拡がるの防ぎます。

  • 特殊な汚れは 汚れの性質に適した措置が必要ですが 基本的にはウールのセーターや衣類のしみ取りに準拠してください。

  • 汚れを完全に取り除こうとカーペットを激しくこすったり 引っ掻いたりしてはいけません。致命的な損傷を与えることになる可能性があります。

  • 頑固な汚れも完全に取り除くのではなく70%くらい落とすことができれば 日々の掃除機によるお手入れでウールの遊び毛効果により徐々に目立たなくなります。
     

カーペット・ラグの普段の手入れ方法

 

3. クリーニングガイド


 

STEP3:プロのカーペットクリー二ング店へ依頼

カーペットをいつもきれいに保ち 長持ちさせるためには 汚れや傷などの早期発見・補修清掃などが不可欠です。
クリーニングの方法には色々ありますが クリーニングの洗剤除去が不十分な場合は 残留洗剤による再汚染が発生して かえって汚れが目立ってくることがあります。

日常に起こりうる汚れは 簡単な方法で処理したいもの。
その方法をプロがご紹介します。
日々の点検と定期的なケアでカーペットを長く美しく保ちください。

カーペット床の場合の特殊な汚れやシミ・ひどい汚れは IICRC認定会社のカーペット専門のクリーニング業者様にご相談ください。
http://www.japan-carpet.com/

ラグの場合は お近くの専門のクリーニング店にご相談ください。カーペット床・ラグをご家庭で 日常のメンテナンスができない場合は 2〜3年に一度 クリーニング専門業者様にご依頼ください。
 

簡単なシミは手軽な方法で取りたいので シミの取り方を教えて!

カーペット・ラグの普段の手入れ方法 カーペットシミ取りガイド
 

 

4. 動画


 

AGI ウールカーペットのメンテナンス方法

日常のメンテナンスに続き 食べこぼしや 部分的に汚れてしまったときの シミ取り方法について動画でご紹介しています。
 


 


 


 



 

5. 定期的なお手入れ


 

スチームによるメンテナンス

ウールカーペットの復元・ベタつきを取るためにスチームクリーナーで掃除をすると効果的です。3ケ月に一度は拭き掃除 スチームクリーナーや蒸しタオルで拭くことも良いです。(熱いお湯は避けてください)
 

  • 食べこぼしなどによるベタつきもスチームをすることで元の状態にもどり 気持ちよくご利用いただけます。

  • 家具の足あとにスチームをあてることで 復元いたします。アイロンのスチームを使うことも効果的です。(直接カーペットにアイロンを当てないで下さい)

  • スチーム掃除と同じように 熱いおしぼり等でのふき掃除も効果があります。

     

カーペットスーチーム掃除

POINT

ウールカーペットは 蒸気との相性がよく スチームクリーニングを1年に1回程度行うと 表面パイルもある程度復元します。
スチームを同じ場所で長くかけると黄色く変色する可能性があるのでご注意ください。

 

6. 掃除機について



吸引口にブラシの付いた掃除機

カーペットにとって 日常の掃除機によるメンテナンスは大変重要です。その中で 当店がご家庭でおすすめするdysonは 図のようにカーペットの床材で他の掃除機に比べて圧倒的にdysonの吸引力が優れています。

フローリングなどの硬質系床材の場合は それほど大きな差は生まれていないようですが カーペットで比較するとはっきりと差があります。こういったデータに基づきdysonは優れています。
※本データは2010年3月時点のダイソン株式会社のデータを引用しています。

カーペットをお敷きされる場合メンテナンスグッズもご使用してみてはいかがでしょうか。

商品情報
ダイソン社
https://www.dyson.co.jp

その他カーペット掃除機
フォアベルク社
https://www.vorwerk.co.jp/products


カーペット・ラグの普段の手入れ方法 ダイソン掃除機


 

お掃除ロボット

現在では ルンバ以外にもお掃除ロボットが発売されていますが カーペットにとっては 毎日の掃除としてはよいと思いますが しっかりと掃除機かけをするには十分とは言えません。
特にウール商品を使うと「遊び毛」という毛が出てきます。「遊び毛」を取り除くことで 表面についた汚れや 空気中に浮遊したホコリが床にキャッチされたものも 一緒に取り除いてくれます。

お掃除ロボットのゴミタンクがとても小さく ウールカーペットの上で使うとすぐにタンクがいっぱいになって お掃除が終わる前にドックに帰っていってしまいます。また お掃除ロボットの吸引力だけでは 十分に遊び毛を取り除くことができず メンテナンスとしても不十分です。

お掃除ロボットをお使いになる場合は 週に1度程度は 普通の掃除機でお掃除することをオススメいたします。

住まい方によって 頻度はかわりますが 遊び毛が普通に生活していても出てくる 毛が繋がった商品(ループ商品)がなんとなく毛羽立っているという状態は 掃除機によるメンテナンスが足りていないひとつの目安になります。

定期的な掃除機かけもしてカーペットを長くお使いいただきたいと思います。

  • 注:お掃除ロボットを使うと 商品によってタイヤの後が残る場合もありますので ご注意ください。

  • 注:メンテンスの頻度や方法は 使い方や暮らし方 商品やメーカーによっても異なります。

ご注意ください。

掃除機ロボット


 

リンサークリーナー

アイリスオーヤマ株式会社より販売されている布製品の洗浄ができるクリーナー。日本で掃除機といえば 乾いたゴミを吸引するものですが。しかし 米国ではカーペットを掃除機で水洗いするのは常識なのです。特徴はご自宅で使うことが出来る 水で吸い取るリンサークリーナーです。

ノズルから水が噴射されながら同時に吸引するという構造の掃除機で 布などの染み込み汚れ お子様の食べこぼし ペットの粗相など カーペットやソファの汚れを水で吸い取ることができるものです。

この掃除機は 水分を吸いとるということで 敷き込んだカーペットを 洗浄できる家庭用クリーナーとしてカーペットには画期的な商品です。その他 洗浄掃除機も多数あり。

商品情報
アイリスオーヤマ株式会社
https://www.irisohyama.co.jp/rinser-cleaner/
 

カーペット・ラグの普段の手入れ方法リンサークリーナー

 

7. 遊び毛はケアウール



天然繊維の羊毛の特性上 遊び毛が初期の段階で出る場合が多く 絨毯を使い始めますと『遊び毛』(余分な細かい繊維)が出ます。ねじり合わせて一本の糸にしたウールは 踏んだり擦れることによって 短い毛が徐々に表面に出てきます。
遊び毛はホコリや汚れなど 吸着してますので それを掃除機で吸いとっていただくと カーペットの美感性が保たれるのです。

ご使用の状況により 3カ月から半年は 特に目立ちますが 日常的に掃除機を掛けながら使用していると 少しずつ落ち着いていきます。初めて羊毛の絨毯をご使用される方には 想像以上に感じられるかもしれませんが 徐々に落着いてきますのでご理解の程宜しくお願いいたします。

カーペット・ラグの普段の手入れ方法ウールカーペット遊び毛

 

8. カーペットとダニの関係



近年の住宅は気密性が高く またエアコンの普及により 夏は涼しく冬は暖かいといった快適な住環境を実現しています。
こういった人間にとって住みやすい環境は ダニにとっても大変好都合。
ダニは昔よりも 大量に発生させてしまう要因ができてしまいました。
 

ダニと床材とアレルギー

もともとカーペットにはダニはいませんが ダニが生息しやすいのは事実です。
ところが床材をフローリングにしただけでは ダニ対策にはなりません。
ダニは寝具や家具 フローリングなどあらゆる所に生息します。
結局のところ 掃除を怠ればどんな床材に替えても ダニには悩まさることになります。

一方 床材をカーペットにするメリットのひとつに カーペットは繊維で出来ているので フローリングなどの硬い床に比べて ダニや花粉・ホコリなどが舞い上がりにくいことが挙げられます。

アレルギーは空中浮遊しているダニや花粉を吸い込むことで 発症するといわれており 必ずしもカーペットだけが アレルギーを発症させる要因にはなりません。

カーペットの使用と喘息またはアレルギーの発生率との間には 関連性はなく ドイツのアレルギーと喘息 スウェーデンのカーペットとアレルギーに関する研究結果で明らかにされています。


カーペット・ラグの普段の手入れ方法ダニアレルギーとカーペットの真実
 

 

カーペットでハウスダスト対策

カーペット敷きの空間はフローリング空間に比べ アレルギーの原因となるハウスダストの舞い上がり量が10分の1。



動画出典:日本カーペット工業組合JCM動画