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メンテナンス
Carpet & Rugのお手入れについて
ウールについて
ウールの織絨毯(カーペット及びラグ)は古代よりもっとも高級な素材として使われてきました。AGIでは暑い夏は通気性がよく寒い冬には暖かい空間を作る『ウール』を使用してます。
カーペット用のウールは ニュージランドや英国の羊毛を使用しています。また ウール素材は耐久性に優れ 汚れにくく 発色が非常に美しいことも特徴です。
発色が非常に美しい理由は ウールは19種類ものアミノ酸でできた蛋白質でできているためです。染料とムラなく染まり繊維の内部まで綺麗に染まります。
日々のお手入れ
ウールのカーペットやラグに もっとも適したお手入れ方法は 掃除機のバキュームによるメンテナンスです。ウールはパイル糸の表面が少しずつ剥がれていきますので 毎日新しい状態です。
剥がれたパイル毛を掃除機でバキュームいただくことで より綺麗に長くお使いいただけます。ご自宅でご使用される場合は 週に一度は掃除機をかけていただくことをお願いしております。
掃除機後はウールのカーペットがとても気持ち良いですので吸引力のある掃除機をオススメしております。
遊び毛について
一般的に遊び毛と言われるワタが お届け後3ヶ月までは多く出ますので 2日に一度は掃除機をかけていただくことをオススメいたします。
半年ほど経ちますとウール本来の艶が出てきます。その後もワタは少しずつ出ますが 次第に少なくなります。毛がなくなるのでは無いかという心配されるかと思いますが 土足で人が歩くようなホテルなどでも10年近く使用されているクオリティですのでご安心してお使いください。
部分汚れのメンテナンス
ジュースなどをこぼして汚された場合 キッチンペーパーや乾いたタオルで押し付けるように素早く拭き取ってください。
その後 濡れた綺麗なタオルで押し付けるように水分を拭き取り 再び乾いたタオルで押し付けるように拭き取る作業を繰り返します。
若干 色味が残っていても 遊び毛があることで次第に取り除かれていきます。
中性洗剤をご使用いただく場合は 中性洗剤を30倍に薄めてご使用ください。
洗剤が残りますとシミの原因になりますので 濡れたタオルで押し付けるように拭き取ってください。
またリンサー(水を吸う掃除機)などを使用すると楽にできます。
ウール商品は 頑固な汚れも完全に取り除くのではなく 70%くらい 落とすことができれば 日々の掃除機による お手入れでウールの遊び毛と一緒に取り除かれ 徐々にシミなどは目立たなくなります。
掃除機のバキューム
カーペットメンテナンスの基本は この日常作業のなかのバキューム作業(掃除機かけ)です。
カーペットの汚れの70%は バキュームクリーナーで回収できるドライソイル(乾いた土砂等)といわれています。
このバキューム作業(掃除機かけ)を確実に適正に実施すれば かなりの効果が期待できます。
その際使用されるクリーナーには ブラシ付の掃除機をお勧めします。
※毛足の長いシャギータイプや毛足が巻き込む場合は 回転ブラシ掃除機をご使用しないで下さい。
カーペットに掃除機をかける
週に2〜3回・ペットがいる場合やハウスダスト(微粒子の集まり)が多い環境の場合は可能であれば 毎日カーペットに掃除機かけを行ってください。(遊び毛がでるもしくはホコリっぽく感じたら掃除機かけをする時期です。)
※遊び毛がでるからといって過度な掃除機かけをする必要はございません。
掃除機かけをすることは ブラッシングとバキューミングが同時に行われます。
ウール素材の場合 それによって表面の薄皮のようなウールなどの毛(遊び毛)と共にホコリや汚れを一緒に取り除きます。
シミなども徐々に薄まっていきます。
水溶性のシミ汚れも粒子化すると粉になります。
水溶性の汚れにもよりますが粒子化になったものは上記の掃除機かけで取り除かれます。
ただしジュースなどこぼした際は シミになりますので 速やかにとりのぞくために 素早く拭き取ってください。
部分汚れ
こぼれた液体は速やかにとりのぞく
何かこぼしたら カーペットに染み込まないうちに 素早く拭き取ることが大切です。
液体をこぼした状態で一日以上放置しますと汚れが取れにくくなります。
また こするようにとりますと汚れが広がり修復ができなくなりますのでご注意ください。
- 清潔で吸収性の高い白いタオルまたはキッチンペーパーで汚れをうつします。液体や色がスポットからタオル・キッチンペーパーに移らなくなるまで続けます。
- ネバネバしたものや固体のものはスプーンやフォークで最初に取り除いてください。
- 汚れを完全に取り除こうとカーペットを激しくこすったり 引っかいたりしないでください。致命的な損傷を与えることになる可能性があります。
- 食器用洗剤やカーペット用以外の洗剤はベタベタした残留物が残り 急速な汚れの原因となるため 基本的には使用しないでください。
カーペットスポット ケア・クリーナー剤
ウールOKのカーペットのシミトリ剤です。一般的なスポット洗浄に簡単かつ安全に使用できます。
シミ汚れの拭き取りはもちろん 乾燥後 結晶化(粒子化)により掃除機かけで 洗剤の拭き残しによる 再汚染も心配ありません。
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動画出典:AGI ウール織じゅうたん専門 webショップ
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